web2.0とポーカーと私たち

こめかみです。更新代わりの日記的な記事ですが、宜しくお願いします。
web2.0という言葉が定着して幾年過ぎたか定かではありませんが思い出を交えて振り返ってみようと思います。

私は24歳ですが、ちょうどこのあたりの世代はweb1.0から2.0への過渡期で青春を過ごしています。私がインターネットを始めたのが中1で2002年頃ですが、このあたりではまだテキスト系サイトには熱気がありました。が、フラッシュ作品はすでに人気作が出尽くして衰退をしていた時期だという記憶があります。
それでもホームページを持っているのは前提の話で、そこに自分の城をかまえ、日記、作品をアップロードするという事が常識ではあったように思います。

私も「インターネットって面白い！」「自分も何かを作りたい！」と思い、ホームページという自分の城をかまえ、GIFアニメやフラッシュを作って投稿サイトにアップロードしていました。
他サイトと相互リンクを結んでアクセス数を増やし、作品を作って(・∀・)イイ・アクセスに投稿するという日々でした。

その後ブログが一般化し、作品を作るよりも作品を紹介する方がアクセス数を段違いに稼げるという事に気付き、そこで作品を作る方から紹介する方に舵を切ったあたりで私のインターネットへの関心が冷めてしまいました。
アクセス数でいうと1日あたり500ほどありましたが、紹介するだけじゃ楽しくないし、作品を作ってもそれに見合った評価をされるわけじゃないしとモチベーションが下がり、Youtubeやニコニコ動画の登場で、ブログも撤退しました。それが私の中学生時代でした。

高校生になると今度はネット配信が熱い！という事に気付き私も配信を始めるのですが、今思えばここがweb1.0と2.0の境界線だったように思います。
「作る、読む、見る」から「参加する」に楽しみ方がシフトする感覚を覚えました。
その後しばらくはゲーム配信やwebカメ配信をしていました。
テキスト系サイトも軒並み衰退し始め、配信者のmixiやtwitter、まとめサイト等で文章を読む機会が増えたのもこの時期だったと思います。

NAVERまとめなどのまとめサイトに言えますが、「内容」ではなく「読みやすさ」「更新」が重要視され始めたのも最近の事です。

自分も含め少し上の世代のネットユーザーからすると確かにインターネットはつまらなくなった、と思います。今の自分では言葉に出来ませんが、web1.0と2.0では楽しみ方が変わってしまったというのは事実だと思います。

一方でやはり今のネットは便利で、情報をすぐに手に入れる事が出来ますし、配信もありますし交流も出来ますし、有益に活用出来ると思います。ポーカーにおいても同様です。
どのゲームをプレイするか、もしくは基本的な戦い方を知る為にはwiki等の情報は必須だと思います。
が、しかし弊害も当然あります。6maxでたびたび3betに対してAKを4bet shoveしますが、そうした方が良いと書いてあるだけで何故そうすべきなのか、どういう強みがあるのかを考えないまま情報に沿ってプレイしているユーザーが多数いると思うんですね。
LOLでも同じで、特定のチャンプはOPチャンプだと言われてますが、何故OPかを考えずに情報に沿ってプレイしたり、5v5の集団戦をして勝つゲームだと思っているユーザーはやはり多いと思うんです。
誤解を恐れず言うなら「思考停止」したネットユーザーの割合は年々増えていくと思います。

ギリギリweb1.0のロートルとして面白いサイト、もしくはweb2.0の特性を活かしたサイトがあれば紹介出来れば良いなと思いました。