汗だくポーカー

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田舎暮らしとお金とミニマリズムについて

こめかみです。
しゃむにゃむさんの記事(飢餓上等~load-to-death~誰がために鐘を鳴らす?)を読んで感銘を受けたのでコメントをしたのですが、何故かコメントが弾かれてしまったので、私も記事を書く事にしました。

しゃむにゃむさんが取り上げた動画は主に田舎でコストを掛けずに半自給自足的な生活を送っていくという、いわば「ミニマルライフ」に近い考え方の動画ですね。ミニマルライフというとやはりこういうイメージを持ちますし、誰しも一度は憧れた事があると思います。
ただ、テレビの特集なので仕方ない部分もありますが、いわゆる「自給自足型の田舎暮らし」の類型だなあという印象を受けました。

とはいえ資本経済から評価経済に変わると岡田斗司夫も言っている通り(参考動画:私たちは生涯、働かないかもしれない 3時間程度ありますが、大変面白いです)

「お金」というものに対してこだわりがなくなってきているというのは事実だと思うのです。

格差社会だとか、若者の所得が少ないだとか言われていますが、私を含め当の本人たちは「んー別に」という感想だと思うのです。しょっちゅう飲み会をするわけでもなく、高級車に乗りたいわけでもなく、パソコンがあったら特に問題なく生きていけちゃうんですね。今だったら生主など配信という手段もあって承認欲求だって十分満たす事が出来ます。
実はそこまでお金を必要としていないんじゃないかという事です。

もっと言えばルームシェアを許容出来れば、経済的問題は一気に解決されますよね。
例えば、定職についていてお金はそこそこ持っているが家事は一切出来ない人はアルバイトだけど家事は得意な人と住んでしまえば双方の問題が解決されます。
というのは私がかつて同様の事をしていて、私は後者でした。
家賃、光熱費を同居人が負担をして、私は食費を負担して3食弁当付きでその他家事全てをやる、という契約でした。お金に余裕がある人はお金を使って、お金がない人はそれをカバーするために何かを負担する、という考え方です。

話が少し逸れたので元に戻します。
つまり「お金」って互換性が高いツールだけど実は頂点じゃないよね、という事です。

「ご飯が食べたい」という欲求を満たしてくれるのはお金じゃなくて食料そのものなわけで、その食料が手に入ってしまえばお金はいらないじゃないですか。ただ、衣食住全てを自分で賄うのは難しいので、最低限のお金くらいは稼ぎましょう、という事です。

しゃむにゃむさんの取り上げた動画で引っかかったのは、衣食住の自給自足のパーセンテージというか、さじ加減の具合でした。
「ほんの少しだけ現実的じゃない」と言うべきでしょうか、「ミニマリズム」に縛られているという感じを受けました。否定するわけではありませんし、それでも良いですが、私には少し難しいと感じました。

少し前から友人たちと話し合って考えているのですが、東京暮らしを離れていずれ田舎に移ろうと思っています。
「田舎」と一口に言っても様々で、実は市町村によっては条件付きで全和室の3LDK程度の一軒家を月2000~5000円程度で借りる事が出来ます。
スーパーが一件しか無かったり、コンビニも最近出来たばかりのようで、TSUTAYAも無いしフジテレビは映らないような場所ですが、こういう物件は探せば見つかります。
そこへ友人たち4人くらいで一緒に住めば、自給自足をしなくても普通に料理も出来ますし、エアコンだってパソコンだって使えますから家の中でいる分には問題ないなあと。

とはいえ、皆それぞれ趣味があって本だったり、共通の趣味のボードゲームを毎月買えるだけのお金は欲しいので、全員が個人の仕事として月収5万円くらいはネットで稼げる程度に実績を積んだり、稼ぎぶちを探して収入を確保出来るようになってから実行しようと思っています。
これなら十分現実的で実現可能だと思います。
働きたくないからニートになるとか、自給自足ならお金掛からないよ、という考えではなく、家の中での生活を従来と同じようにする為に田舎に行って生活コストを下げて、働かなくていい日数を増やすという選択もアリ、という考え方です。
もちろん数年先というより十数年ほど先の話になるかもしれませんし、考えられる問題は当然存在するので考えていかなければならないですが。

長くなりましたが、私が考えている事としゃむにゃむさんの記事がマッチしていたので、私も記事を書いてみました。

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こめかみ
都内在住 24歳 男です。らいつべ暦は7年ほど。 ブログやってます。「今生ハイライト」(http://numasura.hatenablog.com)

こめかみ こめかみ • 2015年8月9日


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