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”彼女いない歴＝年齢”という魔物退治

なにもおれたちは遺伝子に抗おうとしてるわけではない。むしろ、限りなく自然体、遺伝子に素直ともいえよう。

おれは彼女いない歴＝年齢である。なに、恥ずかしがるこたぁない。合縁奇縁ポーカーをやってるやつはこういう人は多い。仲間がいっぱいだ

 

 

だがたびたびこのことは話題に上がる。世間的にいない歴イコール年齢は哀れまれ、負け組であるという。はたして本当にそうなのか。

そもそも彼女いない歴＝年齢の奴が負け組というロジックにはそれが大多数であるという大前提が存在する。世間的に恋人がいないというのは恥ずべきこと。恋人がいるというのは素晴らしく結婚しているというのはもうこの上なく幸せの塊でしか無い、と。つまりはそのロジックは　愛は幸せ→その幸せを知らない→いない歴＝年齢の奴はかわいそうな負け組　となっている。

 

 

・満たされている俺達

 

さてここでニューカマーの登場である。草食系なおれたち。ずばり、我々は満たされている。幸せであり現状に満足している。「はい、彼女はいたことありません。んー、でもまあ今はいらないかなあ。いなくても楽しいし。いずれできるんじゃないですかねえ」

 

女の子と喋る（愛しあう？）＜＜＜＜＜一人遊び

 

この圧倒的事実の前にはどんな道理も立ち行かない。コミュ力が～顔面が～などではなかった。性欲もないわけではないが、それでも

 

女の子と喋る（愛しあう？）＜＜＜＜＜一人遊び

 

一人で遊んでそれがひたすらに楽しい。おれたちは満たされていた。恋人を作るというのも面白そうだ興味深い、セックスもしてみたい、、、でも今が楽しいのだ。今更好奇心だけで今の楽しさを削って労力を払って異性と交わろうなんて気力は湧かない。だからおれたちはこう呼ばれている。　　　草食系。

 

 

・焦燥感

じゃあ今のままでいいじゃん。うんうん存分に二次元を愛し若さを謳歌しネットに勤しもう。

それで終われりゃよかったんだがな・・・

 

俺ら草食系に訪れる焦燥感。将来悔やむ自分の姿がよぎる。オッズコールもままならない瞬間が。今のうちに動かないとあとで後悔するかもしれない・・・

 

 

俺は思う。仕事、学、金、いずれもある程度は取り返しがつくと思う。それらには基本的に賞味期限、リミットはない。でもね恋愛にはあるんだわ賞味期限が。

今は楽しい凄く楽しい。このまま行けばハッピーエンドだ。人生楽しかったなで三途の川を渡れる。

でも考えずに入られない。2Joの女性とオッズコールしますか？ランナーランナークアッズ作れますか？オッズコールすらできず将来悔やむ自分の姿。なぜあのときプッシュしなかったんだ。なぜあのとき恋愛しなかった彼女を作らなかった。あそこでデートに誘っておけば告白しておけばおれは今頃可愛い奥さんと子どもがいて・・・そう思いながら公園のベンチで子連れの同世代を眺める20年後の俺に俺はなりたくはない。

 

そんな幻の焦燥感が振り払えない以上俺たちは負け組というほかない。残念ながら俺たちには恋人はいないのだ

 

 

・問題の核

ここでいったん整理をしよう。現状は

・彼女がいないという点→ぶっちゃけそこまで欲しくはない、というかむしろいらない。だって今楽しいもん→でも将来取り返しがつかないことに成るかも

→じゃあいまやるしかねえ

 

はい、じゃあ街コンで彼女作るか＾＾

とはなれない。ここで最大の問題が訪れる。おれたちは必死になれない。

僕は思う。おそらくここは必死になる瞬間だ。彼女を作るなりデートして駆け引きして恋愛経験を積み愛を知るべきだ。あとで泣きを見る前に。

 

でも今が楽しすぎるから、必死になれない。家から出るの面倒臭いしつうかポーカー楽しすぎやめらんねえｗｗｗｗｗ

こうして草食系は街コンというサバンナに出てライオンを眺め満足するのだ。兎追うのやーめた草うめえもん。

クリスマスとかバレンタインとかってあれだよ企業の策略だからさ。

ぼくらは今日も笑顔で眠る。