A除去の考え方
結構前にらいつべで放送したのですがこっちにもまとめておきます。
まず9人テーブルの全員10BBアンティなしのナッシュをHRCで出します。
SB-BB は63.8プッシュの35.7コールとHRCはおっしゃってます。
さて、HRC先生は自分の持ってるカードは相手のコールレンジからちゃんと差し引いてくれてますが
自分より前が降りたカードは考慮してくれません。
実戦でSBの自分まで降りた、さてBBは何%でAxを持ってるだろう?
という問いにHRC先生は約16%で持っているという実戦とは乖離した前提で計算していらっしゃいます。
(約16%というのは50枚中4枚Aが含まれるデッキから2枚引いたとき少なくとも1枚はAが含まれる確率)
でも実際はSBの自分までフォールドできたという前提条件からBBの2枚は50枚から4枚のAをドローしたときよりももっとAが含まれているはずです。
もしもSBの自分の前に7人いて全員参加レンジがAxのみだとしたらBBは52枚中4枚Aが含まれたデッキから2枚ドローしているのではなく、52-7人×2枚=38枚中4枚Aが含まれたデッキから2枚ドローしていることになります。
実際の前7人の参加レンジは上の画像のとおりになっていますので、BBはざっくり46枚のデッキの中から2枚ドローしているくらいな感じでしょうか。
考え方としては
BUはAがあればプッシュなのでフォルドレンジにAは0枚→50の4が48の4に
COはAがあればプッシュとは限らないので、フォルドレンジを見ると
フォルドレンジにざっくり言って0.1枚のAが含まれてる感じですね。(マックした2枚のカードを表にしたらAが0.1枚あるということです)
なので今度は48の4が46の3.9になります。(ちなみに自分は概算するときは46の3.9ではなく47の4というように分子だけ減らしていくのが好きです。今回は説明のため分母も減らしました。)
これをUTGまで繰り返します。
それでBBのA濃度がわかります。
ここではめんどくさいので計算しませんw
さて、本題です。
HRC先生は約16%でBBはAを持っている前提で計算されていますが、上のような計算の結果
「今回は20%でBBはAを少なくとも1枚持っている」という前提がえられたとしましょう。
そのときHRC先生は無力なのか・・・・
いえ、先生はまだ教えてくれます。
先生がおっしゃるBBのコールレンジにAxだけ20/16倍の厚みを持たせてからもう一回HRCを走らせればええんや!つまり・・・・
次回につづくんじゃ
じゃあの
しゃむにゃむ 2015年7月18日 - 12:00 AM
つまり・・・!?!?