domodomo
お久しぶりです。
最近聞いたラジオの番組を元に思ったことを書きます。この記事では番組のリンクとおおまかな内容のみ紹介します。次の記事で感想など書いていきます
一つは
シルベスタ・スタローンの映画についてランキングを決めるコーナー。
みなさんものすごく熱く語っておられます。 私もスタローン好きだけど全部は見てなくて、見ていても小さい頃に見たきりで内容全然覚えてなかったりするのでこれを機会に見よう!と思わされました。
もう一つは
こちらは時代劇・日本映画・テレビドラマなどの研究家である春日太一さんとアナウンサーの小林麻耶さんの映画談義。映画をきっかけに広がるお話がすごく深く広がっていって色々思わされることばかりでした。あまり映画を見ない人にもぜひ聞いて欲しいなあ。
小林麻耶さんについては先にこの番組を見ておくのがいいかも。
対談をする前は小林麻耶さんって「完全に向こう側にいる人」だと思っていたけど。実際にお話させていただくと「思い切りこっち側の人」だと気づいた。で、問題は彼女が「こっち側」の世界の存在を全く知らないで生きてきたことで。それがいろいろな歪みを生じさせているんだろうなあ、と。
— 春日太一@「俺たちのBL論」発売中! (@tkasuga1977) December 24, 2015
この対談自体がどう受け止められるかは分からないけど、5万字近い完全版の中で小林麻耶さんが話した中身は「仕事と結婚の狭間にいる30代女性」や「自分の中の女性性と男性性に葛藤する人」や「男社会で働く苦労を知る女性」たちから広く共感できると思うので、なんとか公開できるよう持っていきたい
— 春日太一@「俺たちのBL論」発売中! (@tkasuga1977) December 24, 2015
自分自身としては自分の中にある「男性性」に醜さを感じていて。でも多くの男性はそれに何の疑問を抱いていないことが多くて。それが結果として少なくない女性たちに「女性性」の窮屈さを強いることになるという。同時に、男女を入れ換えてその逆のケースもあり。小林麻耶さんとの対談の核はそんな話。
— 春日太一@「俺たちのBL論」発売中! (@tkasuga1977) December 24, 2015
食事会とかが端的な例だけど。女性が大皿料理を率先して取り分けている光景を見るとなんか心が沈む。そのことを「当然のこと」と思っている男性も女性も、自分の中ではちょっと苦手。
— 春日太一@「俺たちのBL論」発売中! (@tkasuga1977) December 24, 2015
この年末は、サンキュータツオさんとのBL論本作りや小林麻耶さんとの対談を通して改めて「性(性別とセックスの両義)」について深く考える時間が多かったけど。
ちゃんと時間をかけて本格的に勉強したいテーマだとも思った。自分も知らず知らずのうちに誰かを傷つけていたかもしれないし。— 春日太一@「俺たちのBL論」発売中! (@tkasuga1977) December 24, 2015
春日さんと小林さんは去年週刊文春で対談をされたんですが、それについての春日さんのつぶやき。
自分が最近、というかここ何年も考えているテーマについて対談では深く語られているようで、近いうちに手にとって読んでみたいなあと。ラジオの中でもこれらのつぶやきに関連するお話が出てきます。
何日後になるかわかりませんが、次の記事でバーっと感想を書いていきます。
もしよかったらラジオなど聞いて見て下さい。
kuaugeiya
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